年齢によって変化するメンズの肌トラブル
実際に、ZIGENのお客様へ肌悩みについてのアンケートを実施させていただきました。
回答結果から改めて見えてくる、上位の肌トラブルの起因となる「メンズ特有の肌質」への理解を深め、年齢に応じた適切なスキンケアを行うことで、いくつになっても清潔なメンズ肌をキープしていきましょう。
すべての年代で、1位に「ベタつき・テカり」の肌悩みが挙げられています。
40代以上の男性では「くすみ」を気にしている傾向にあることが分かりました。
意外にも「乾燥」のお悩みはランク外。
ここからは、改めて「ベタつき・テカり」を引き起こす「メンズ特有の肌質」について、また、40歳を過ぎてなぜ肌のくすみが気になってくるかの理由と今すぐ出来る対処法についてご紹介します。
タフなようで実はデリケート!?メンズ特有の肌質を知る
水分蒸発量は女性の2倍以上
男性の肌は皮脂が多い傾向にあり実感しづらいのですが、水分量は女性の約40%も少ないと言われています。
おすすめケア
テカリは肌の内側が乾いている証拠。事前の保湿ケアが◎
乾燥を防ごうとして皮脂の分泌量が増えてしまうのを、入念な「保湿ケア」で事前に対処することが、テカリやべたつきの悩みを解決するための近道です!
皮脂分泌量は女性の3倍
アブラやテカリで悩んでいる男性が多いように、一般的な男性の皮脂量はなんと女性の3倍。
女性は年齢を重ねると皮脂分泌量が減少していくのに対して、男性は皮脂分泌量はあまり変わりません。
特に30代男性の皮脂分泌量が1番多いと言われており、放っておくと毛穴詰まりやニキビなど皮脂の過剰分泌による肌トラブルが起こりやすくなります。
おすすめケア
ゴシゴシと強く洗顔しない
ニキビに悩んでいる回答が多かった20代・30代の男性は、洗顔方法を見直すのもいいかもしれません。アブラっぽいからといってゴシゴシ洗いすぎていると、肌は皮脂が足りないと勘違いして、さらに皮脂を分泌。それを落とそうとしてさらにゴシゴシ・・・実は悪循環なんです。正しい洗顔をマスターして、ニキビの出来にくい肌へ整えましょう!
肌の部分によっても肌質が異なる
上記で書いてあるように、メンズの肌は乾燥しやすい上に皮脂の分泌も多いという特長があります。
主に、額から鼻にかけて一般的に「Tゾーン」と呼ばれる部分はテカリやベタつきやすく、毎日の髭剃り等で断続的にストレスをうけている口元やアゴ周りの「Uゾーン」は乾燥しやすくなります。
おすすめケア
整肌化粧水で髭剃りによる肌負担を軽減
シェービングの後には、アフターシェーブローション等の整肌化粧品を使うなどして、極力肌の負担を防ぐようにしましょう。また、電気シェーバーの汚れも肌の刺激になるため、こまめに手入れをして清潔を保つことがおすすめです!
なぜ、40代からくすみが気になるのか
肌の生まれ変わり(ターンオーバー)の乱れなどによる角質肥厚
私たちの肌は、表皮細胞という細胞が積み上げられて出来ています。一般的に、表皮細胞が生まれてから垢となって剥がれ落ちるまでの日数は、約4週間(28日)。
ただし、これはほぼ20代までの話です。
40代に入ると40~50日、60代では100日もかかると言われています。
肌のターンオーバーが乱れると、剥がれるべき角質が肌に留まって角質肥厚を起こしやすくなります。角質肥厚に陥ると肌がくすむだけではなく、乾燥などの肌トラブルへ繋がることもあります。
おすすめケア
角質ケアアイテムを取り入れる
毎日の丁寧な洗顔にプラスして、ターンオーバーを促す角質ケアアイテムも取り入れてみましょう!
血行不良
40代以降、男性ホルモン減少などの要因が影響し、主に睡眠不足による血行不良のお悩みが増えると言われています。また、運動不足なども影響するとさらに血行不良を招き、肌がくすむ原因へ繋がります。
おすすめケア
スクラブ洗顔やマッサージで血行促進
睡眠に関しては、寝る前のスマホ使用を控えるなど生活習慣を見直しつつ、日頃からゆったりと入浴したり、温かいものを口にしたりして身体を温めるように意識しましょう。
血行促進を促すスクラブ洗顔やマッサージクリームなどスペシャルケアアイテムを取り入れるのもおすすめです!
紫外線の影響の積み重ね
紫外線の影響を積み重ね、メラニン色素が排出されずに肌に留まることで色素沈着を招き、肌がくすんでしまう場合があります。
おすすめケア
一年を通して紫外線対策
紫外線は真夏だけに限らず1年中、晴れの日も曇りの日も、さらに室内にも降り注いでいます。年間を通してしっかり紫外線対策し、アフターサンケアも並行して行いましょう!
乾燥によるキメの乱れや透明感・ハリ不足
肌が乾燥してキメ(肌の凹凸)が乱れ透明感やハリが失われると、肌がくすんで見えます。
おすすめケア
保湿成分が豊富に配合された化粧品を使う
「セラミド」や「ヒアルロン酸」「コラーゲン」など保湿成分が豊富に配合された化粧品を使用するなど、保湿ケアは年間を通して行いましょう!